ぽんの建築旅

海外・国内旅行をした際に訪れた建築物を紹介したいと思います。同じ旅行先に行かれる方がいましたら参考にしていただけると嬉しいです。

シドニー建築旅行

シドニーの建築を見てきましたのでご紹介します。

見学した建築は下記です。

オペラハウス/ヨーン・ウッツォン

まずは王道のオペラハウスから。

日本語のガイドツアーに申し込みました。

約30分のツアーで中に入らせてもらえます。予約は下記HPから行えます。

www.sydneyoperahouse.com

当日の公演状況により見学コースが異なるようですが、今回は一番大きなホールを見学させてもらいました。

最初にこちらのホワイエで紹介映像を見せていただけます。

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続いてホール裏のホワイエスペース、ハーバーを一望できます。
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こちらは側面のホワイエ、外に見えているのはハーバーブリッジです。
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ホールの中も見せていただけましたが、こちらは写真撮影NG。

地元の小学生の合唱のリハーサルがおこわなれていました。

The Exchange/隈研吾

飲食店、図書館、保育園が入っている複合施設です。

f:id:ponhiroki:20240824075046j:image外周にはテラスが設けられており外階段からもアクセスすることができます。

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こちらは図書館フロア。平日に行きましたが席は結構埋まっていました。
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ニューサウスウェールズ州立美術館北館/SANAA

毎週日曜13時から日本語ガイドツアーが行われており参加してきました。

事前予約は不要です。

約1時間で建物や展示品の解説をしていただけます。

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One Central Park/ジャン・ヌーヴェル

低層部は商業施設、高層部は集合住宅のビルです。

外壁には壁面緑化が施されています。中央には反射板が吊るされており、太陽光を谷になっている部分に照射するようですが、どこまで効果があるのかは見て取れませんでした。

f:id:ponhiroki:20240824075138j:imageこちらは低層部の商業施設。スーパーやダイソーが入っていました。
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ドクターチャウチャックウイングビル/フランク・ゲーリー

UTSと呼ばれる大学建物が街の中にポツポツと建てられており、そのうちの一つの建物となります。

f:id:ponhiroki:20240824075223j:image一部のフロアは解放されており入ることができました。

こちらはエントランスの階段。ギラギラしています。f:id:ponhiroki:20240824075226j:image中には模型が展示されていました。f:id:ponhiroki:20240824075221j:image

教室の周囲には自習スペースがあり、過ごしやすそうな大学だと感じました。
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ローズサイドラーハウス/ハリー・サイドラー

こちらはシドニー中心地から電車とバスで1時間ほど、毎週日曜のみ無料公開されているインターナショナルスタイルの建物です。

見学には事前予約が必要です。

予約は下記HPから行えます。

mhnsw.au

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靴を脱いで階段を上がったところで受付をします。

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中の様子。ガイドの方が2名ほど常駐しており解説をしていただけます。
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展示されている家具は触ることはできませんが、テラス席の椅子のみ座ることができました。
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韓国建築旅行

韓国旅行した際に訪れた建築をご紹介します。

2024年4月時点の情報です。

 

1日目

リウム美術館/ レム・コールハース、マリオ・ボッタ、ジャン・ヌーヴェル

3人の建築家により設計された3つの建物(ギャラリー)に別れています。

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マリオボッタ棟、ジャン・ヌーヴェル棟は常設展、レム・コールハウス棟は企画展となっており、

常設展は無料、企画展は有料で入ることができます。

混んでいる日は入場制限が行われるようで、スムーズに入りたい場合は常設展のみ事前にHPで予約が可能です。

企画展も事前予約ページはありますが日本のクレジットカードが使用不可なため予約できませんでした。

私が行った時はそれほど混んでおらず、事前予約なしで入ることができました。

 

f:id:ponhiroki:20240501220134j:imageこちらはマリオ・ボッタ棟中央にある螺旋階段。

この階段を中心にギャラリーが計画されています。
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続いてジャン・ヌーヴェル棟

大空間のギャラリーの周囲に四角いボリュームが角度を振りながら配置されています。
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こちらはレム・コールハウス棟。

ギャラリーまでのアプローチがかっこいいです。

 

梨花女子大学/ドミニク・ペロー

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私が言ったのは土曜日で、大学のため平日じゃないと入れないかもと思いましたがなんなく入ることができました。

 

建物入口には授業中の為関係者以外は立ち入り禁止の旨が記載された表示がありますが、ない入り口もあるためそこから入らせてもらいました。

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写真右側の屋外通路から中廊下を介して左側に教室やコンビニなどがあります。
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こちらは外部の大階段の真下の空間です。ここから大きく左右に分かれた建物を外に出ずとも行き来することができます。

 

ソウル路7017/MVRDV

ソウル駅近くにある老朽化し使われなくなった高架線が改修され歩けるようになっています。

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いたるところで植栽が植えられています。
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遠景から見てみるとこんな感じです。

現役の線路によりソウル駅の東西が分断されていましたが、このこの遊歩道から行き来ができるようになっているようです。
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香港建築旅行

香港に3泊4日で行ってきました。

今回見た建築は下記

 

羽田空港からHK Expressの深夜便を利用し早朝6時頃香港国際空港に到着しました。

朝食を香港空港で済ませエアポートエクスプレスにて中心地へ移動。

2人以上で利用する場合は有人窓口でグループチケットを買うのが最もお得です。

M+/ヘルツォーク&ドムーロン

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香港で最初に訪れたのは九龍駅が最寄りのM +

チケットは事前に日本でKKdayを利用して購入しました。

現地で引き換えは不要で、購入時にメールで送られてくるバウチャーのバーコードを各有料エリアの入口で見せることで入ることができます。

 

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開館前に着いてしまったためまずは外回りから見学

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10時の開館に合わせ中へ

1階エントランスロビー

 

2階ギャラリーへはエスカレーターで登ります。

エスカレーター乗場でチケットの確認があります。
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2階ギャラリー

中央には螺旋階段があり周囲に展示室があります。

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展示室の開口部
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こちらは地下1階ホワイエ

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屋上庭園

夜になるとこの壁面に映像が映し出されるそうです。
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壁面を近くで見るとLEDが仕込まれています。
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夜にもう一度来たときの壁面の様子。

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屋上庭園からは香港島の夜景を見ることもできます。

金曜夜に行きましたがほぼ貸切状態でした。

 

 

 

続いては地下鉄で香港島に移動

地下鉄の支払いにはオクトパスカードのアプリを利用。

日本のモバイルSuicaPASMOと同じようにスマホでチャージし改札にタッチし利用することができました。

 

大館-Tai Kwun-/ヘルツォーク&ドムーロン

大館は広大な敷地の中に旧中央警察署・中央裁判所、監獄などの歴史遺産群。今回訪れた目的は新しい建物JC ContemporaryとJC Cubeの2つ。

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足元はピロティになっており大階段が設けられている。

イベント開催時は大階段正面の壁面に映像が流れるようです。

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続いてJC Contemporary

中は無料で入れるギャラリーとなっており上下のギャラリーを繋ぐ階段はM +でも計画されていた螺旋階段となっている。
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外装はJC Contemporary、JC Cubeともに同じ設え。

 

香港銀行/ノーマンフォスター

続いては大館から歩いて10分ほどの香港銀行へ

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The Henderson/ザハ・ハディド

こちらはまだ足元は建設中でした。

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香港理工大学/ザハ・ハディド

事前に調べた時は中も見学できそうでしたが、2024年1月現在、中に入ることはできなかったため外観のみ

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W台北ホテル宿泊記

W台北に宿泊しましたので紹介したいと思います。

場所はMRT市政府駅より徒歩3分。

こちらエントランス横にあるホテルのロゴ。f:id:ponhiroki:20231125223045j:image

1階エントランスロビー

ここでチェックイン前に荷物を預けることもできます。

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ホテルロビーは上の階。

すぐ横のホテル専用エレベーターでロビー階へ上がれます。

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エレベーター内の様子

おしゃれなBGMが流れています。

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ホテルロビー階。

こちらでレセプションカウンターでチェックイン。

日本語は通じませんが、日本語の客室サービス案内をもらえました。

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今回予約した客室はスペクタルキュラールーム台北101ビュー

玄関から撮った1カット。奥にベッドルーム、左にバスルームがあります。
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ベッドルーム

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バスルーム
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トイレ

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続いて外を散策

客室廊下

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客室階廊下

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客室階エレベーターホール

付きあたりの壁にはにはサイネージが埋め込まれています。
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宿泊者は無料で利用できるプール

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最上階にあるwoo bar

宿泊者である旨を伝えると台北101が見える席に案内してくれました。

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日中のプールの様子。

L字の建物に囲まれていますが、調べたところプールサイドビューという客室があるようです。
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併設されたバーwer barもあります。完全予約制

 

朝食会場

私は朝食なしのプランにしましたがここでいただけるようです。

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台湾建築旅行4日目-台北-

最終日は再び台北

 

台湾大学社会科学部図書館/伊東豊雄

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台湾大学付近のバス停はいくつかあるがどこで降りても徒歩10分程度はかかる。

入り口横の受付で見学したい旨を伝えると、備え付けのPCに必要事項を入力しデポジットとしてパスポートを預けることで見学可能。

手荷物はロッカーに預ける必要があるが館内は写真撮影可能。

受付

 

館内は生徒たちは窓際の座席に座っており、本を探してる人はほとんどいない印象。

内観

今日は帰国日のため、帰路へ

台湾建築旅行3日目-台中-

 

3日目は日帰りで台中へ。

 

台北から台中に行くにはバスや新幹線などの方法があるが、最も早い新幹線で行くことにした。

外国人観光客なら20%オフで乗車券を購入で可能。

私は旅行前にkkdayを利用し乗車券を購入。

乗車券購入後は台湾高速鉄道のHPで電車の時間と座席を指定する必要がある。

乗車日当日は有人カウンターにて乗車券に引き換えるシステム。

予約している旨を伝えパスポートを渡したらスムーズに引き換えることができた。

台湾高速鉄道(HSR)乗車券

 

台中国立歌劇院/伊東豊雄

無事台中到着。

台中国立歌劇院へはHSRが止まる台中駅から、直接バスで15分程度で向かうことが可能。

外観

 

受付にてオーディオガイドを120元で借りることが可能。

デポジットでパスポートを預ける必要がある。

日本語にも対応しているが、訳がおかしな部分が多少ある印象だった。

オーディオガイド

1階はロビー、カフェ、ショップ。

曲面の壁・天井で構成されているが機能上どうしても垂直にしなければならないものは色をつけて分けているそう。

奥に見える垂直の赤い壁は避難階段。

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続いて2階は2〜4階の3層吹抜けの高天井のホワイエと劇場。

一部の壁には壁画があった。

台湾の公共建築には台湾芸術を展示するルールがあるそう。

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こちらは4階のギャラリー。

この階のみ一部床・壁・天井が局面でつながっておりコンペ時に近い形を保っている。
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最後に屋上庭園。

曲面の構造体が屋上まで立ち上がりその間を縫うように遊歩道が続いている。

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台中にはこれを見にるためだけに来たのでたっぷり3時間程度見学した。

 

宮原眼科

台中の観光スポットということで足を運んだ。

台中国立歌劇院からはバスを利用し20分程度。

隣のアイス屋に長蛇の列ができているが、中の見学だけなら並ばず可能。

 

4日目へ続く

 

ponhiroki.hatenablog.com

 

 

台湾建築旅行2日目-台北-

2日目は台北を一日観光

本日の見学メニューはこちら

 

 

陶朱隱園/ビンセント・カルボー

中は見学見れないので外観のみ

高級住宅街の一角に立っている。

 

台北世界貿易センター広場/伊東豊雄

航空写真で見るととても綺麗だが地上から見ると全体層がよく分からなかった。

人も全くいない。

広場のコンセプトが石碑機書かれていた。


台北パフォーミングアーツセンター/OMA

外観

MRT 淡水信義線 剣潭駅のすぐ目の前

内部に見学コースがあり最速で14時から見学開始、13時45分から先着順に配布されるチケットを入手することで無料で見学可能なので早めに来てみた。

見学専用のエントランスがあり入り口前には見学案内が置かれている。

この付近でチケットが配布されるようだ。

私が行ったのは休日だったので余裕を見て13時頃着いたが、チケットが配布される13時45分でも50人いないくらいだったのでそこまで早く来る必要はなさそうだ。

配布されたチケットを見ると、一日最大250人見学可能で、50人グループに分けられ30分おきに見学がスタートするようだった。

チケット

チケットをもらったら一度解散し、見学開始時間にエントランスに集合するようだ。

スタッフからの説明は全て中国語だったのでその他の見学客の動きで判断。

私以外は外国人観光客はいなさそうだった。

 

開始時間に一般開放エリアを見ることも可能。

劇場以外は入ることができる。

 

見学コースについては写真撮影は入り口と屋上のみ。

チケットは出る時にも必要なので見学中に無くさないようにしよう。

 

富富話合/平田晃久

MRT 淡水信義線 中山駅から徒歩10分ほど

こちらは集合住宅なので外観のみ

1階にはカフェと日本人建築家が設計したからか日本食店が入っている。

 

国立中正紀念堂

現代建築ではない観光スポットなので寄り道。

 

3日目へ続く

 

ponhiroki.hatenablog.com