ぽんの建築旅

海外・国内旅行をした際に訪れた建築物を紹介したいと思います。同じ旅行先に行かれる方がいましたら参考にしていただけると嬉しいです。

韓国建築旅行

韓国旅行した際に訪れた建築をご紹介します。

2024年4月時点の情報です。

 

1日目

リウム美術館/ レム・コールハース、マリオ・ボッタ、ジャン・ヌーヴェル

3人の建築家により設計された3つの建物(ギャラリー)に別れています。

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マリオボッタ棟、ジャン・ヌーヴェル棟は常設展、レム・コールハウス棟は企画展となっており、

常設展は無料、企画展は有料で入ることができます。

混んでいる日は入場制限が行われるようで、スムーズに入りたい場合は常設展のみ事前にHPで予約が可能です。

企画展も事前予約ページはありますが日本のクレジットカードが使用不可なため予約できませんでした。

私が行った時はそれほど混んでおらず、事前予約なしで入ることができました。

 

f:id:ponhiroki:20240501220134j:imageこちらはマリオ・ボッタ棟中央にある螺旋階段。

この階段を中心にギャラリーが計画されています。
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続いてジャン・ヌーヴェル棟

大空間のギャラリーの周囲に四角いボリュームが角度を振りながら配置されています。
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こちらはレム・コールハウス棟。

ギャラリーまでのアプローチがかっこいいです。

 

梨花女子大学/ドミニク・ペロー

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私が言ったのは土曜日で、大学のため平日じゃないと入れないかもと思いましたがなんなく入ることができました。

 

建物入口には授業中の為関係者以外は立ち入り禁止の旨が記載された表示がありますが、ない入り口もあるためそこから入らせてもらいました。

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写真右側の屋外通路から中廊下を介して左側に教室やコンビニなどがあります。
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こちらは外部の大階段の真下の空間です。ここから大きく左右に分かれた建物を外に出ずとも行き来することができます。

 

ソウル路7017/MVRDV

ソウル駅近くにある老朽化し使われなくなった高架線が改修され歩けるようになっています。

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いたるところで植栽が植えられています。
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遠景から見てみるとこんな感じです。

現役の線路によりソウル駅の東西が分断されていましたが、このこの遊歩道から行き来ができるようになっているようです。
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2日目

ソウル大学校美術館/レム・コールハウス

ソウル中心地から1時間弱のソウル大学の敷地内にある美術館です。

斜面に建っており前と後ろに建物が大きく張り出しています。

無料で入ることができます。

土曜に行きましたがほぼ貸切状態でした。

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こちらは正面から見た外観。

張り出している部分がギャラリーになっています。
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中に入るとまず見えるのがロの字型の螺旋階段。

この階段で各階のギャラリーにアプローチします。
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こちらは裏から見た外観。

裏は斜面の下側になっており、建物も斜面の勾配に合わせて斜めに床が張り出しています。

 

ちなみに近くにはハイキングコースがあり、近くの駅やバス停にはそちらに向かう方々が多くいらっしゃいました。

 

ザ現代ソウル/リチャード・ロジャース

ソウルでも屈指の大きさを誇る百貨店です。

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入ってまず目に見えるのがこちらの池と滝。
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池の周囲には椅子に腰掛ける人たちが多くいました。
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上のフロアは建物中央部分の大部分が休憩スペースや植栽が計画されています。

売り場面積を削ってでもこういった計画ができる商業施設はなかなかないと思います。

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通路部分にも植栽が多く置かれていました。トップライトから十分に採光がとれるためか造花ではなかったです。
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東大門デザインプラザ/ザハ・ハディド

あまりに広くて見逃したエリアがあるかもしれないです。

私は参加してませんが建築に関するガイドツアー(英語もしくは韓国語)が1日3回開催されるようです。

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夜にもう一度来てみました。

外装のパネルに所々穴が空いてましたが、夜はこの穴部分の内側が光るようでした。

私が行った4月は見れませんでしたが時期によってはプロジェクションマッピングも行っているようです。

 

3日目

ギャラリア百貨店光教店/OMA

続いてはソウル中心地から1時間ほどの光教駅から徒歩5分ほどにあるギャラリア百貨店光教店。

まずは駅側から見たときの外観。

直方体のボリュームに三角形のガラスの多面体が螺旋状に巻きついています。

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メインエントランスから入って左手を見ると、外装のガラスの多面体に沿って登っていくことができます。
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多面体部分に沿って道がありました。
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通路以外にも所々カフェや休憩スペースがあります。
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なんと通路の一部は床までガラス張りになっていました。
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床がガラス張りの部分は、外から見るとこの部分です。
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この通路を登り切ると最後に屋上庭園に着く動線計画になっていますが、植生のため入ることができませんでした。

平日に行ったためほとんど人がいませんでした。

 

 

DOLCE & GABBANAソウル/ジャン・ヌーヴェル

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中の写真は撮れませんでしたが、売り場は螺旋常にスロープで上がっている一見の価値ありです。

 

ソンウン/ヘルツォーク&ドムーロン

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展示替えのため中に入ることはできませんだしたが、外観だけでも圧倒される部分がありました。

展示期間中はHPで事前予約の上入ることができるみたいです。